2007年02月11日
2007年02月11日
森吉山の樹氷@秋田阿仁
森吉山の標高1200mの所に到着。
気温-8℃ 視界30m
樹氷の皆様に到着
樹氷の出来る条件とは
条件1 アオモリトドマツが自生している
樹氷は、アオモリトドマツの木に氷と雪が付いたものです。
アオモリトドマツは亜高山地帯に生える常緑樹。
条件2 適度な雪が降るところ、降りすぎてもだめ
雪の少ない山では樹氷は出来ません。
降りすぎてもアオモリトドマツは自生できないし埋もれてしまうとの事・・・
条件3 気象条件
冬型(西高東低)の強い気圧配置で、強い西風が吹く時。
条件4 山の西斜面
湿った空気が西斜面に吹き付けると
上昇気流となり水蒸気が過冷却水滴、つまり雲粒となります。
次々に過冷却水滴が衝突し、風に向かって成長します。
この時氷の間に空気を閉じこめるので白い氷になります
この氷はエビの尻尾のように成長するのでエビの尻尾と呼ばれています。
条件5 雪が適当に降る
雪片がエビの尻尾にぶつかると
過冷却水滴がのりの役目をして雪片をとじこめ
樹氷が更に成長します。
視界が悪い中での樹氷見学でしたが
自然の面白さを垣間見る事が出来ました
2007年02月11日
秋田内陸縦貫鉄道
5時の始発で出発
今日は雪の様です。感動
JRから乗り換えて秋田内陸縦貫鉄道で
平賀源内が熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたとも言われている。
上桧木内の紙風船上げの紙風船ミニチュア
日本海側は雪少なかったのに・・・
内陸部は豪雪(どこからが豪雪かは疑問ですが)ですぜ
樹氷を見に行く列車の旅の中から
これですら樹氷に見えるんですけど
倒壊した家。
屋根が落ちているけど雪のせい?
集落発見。
こんなに山があるのに墓地が平地に(右側)ドカンとあるよ。
ちょっと興味深々
山→集落→墓→田
と言った所でしょうか
目的の阿仁合駅に到着
2007年02月10日
男鹿のなまはげ柴灯まつり@秋田
JR男鹿線
ディーゼル車の乗り心地もなかなか趣きがあるものです
なまはげの里【男鹿】に到着
真山神社の仁王像
男鹿真山神社の社殿
なまはげの発祥の地と伝承。
男鹿真山伝承館
大晦日の晩に男鹿半島全域で行われるなまはげ行事伝承する施設。
なまはげ
家々を訪れては泣く子や怠け者を懲(こ)らしめたりして、
大晦日や年の初めに集落内を廻るのだそうだ。
60集落独特のなまはげの顔がある
観光客の子供でも容赦しません
そばで見ててもちょっと怖い
なまはげが神の元に帰った後の『ケデ』は木に結ばれたりする。
なまはげ入魂の儀
なまはげになることができるのは若者で
しかも異性に接していない童貞である男子。
女性はなまはげ行事に関わることに
一切携わることができない。って
参道入口の石段にて『神』の入った面を授かり身につけて
この儀式で若者達はなまはげと化し山に戻って行きます。
その後下山して集落へ
今年は雪が降っていなかったので・・・
迫力に欠けたそうですが
初めて見た私にはなかなかの迫力でした
今度は集落別になまはげを見たいものです
2007年02月10日
角館の武家屋敷@秋田
角館の街に来ました
雪だるま発見
『自転車』 屋の看板なのに
自転車が見当たりません・・・
【安藤家】
明治時代に作られた煉瓦造りとしては東北最古の蔵。
『蔵座敷』お雛様が
『押絵雛』といい、お雛様としては非常に古い形のものらしい。
商家にとって京の人形は
大変大切なものであり、火災の際などには仏壇の過去帳と共に
必死に京雛を持ち出したとの事です。
武家屋敷の【西宮家】
武家屋敷の【青柳家】
主屋は寄棟萱葺き屋根。
雪も積もっていとよろし
ちなみに【隠し剣鬼の爪】の撮影場所だとか
雪だるまがお出迎え
かまくらもありました
本当は明後日からのかまくら祭りを見たかったんだけど
これで我慢
雪は積もれど、池は凍っておらず
武家屋敷の【石黒家】
武家屋敷で一番古い建物で格式あり、現在も12代目の当主が住んでいます。
囲炉裏の上には煙が抜けるように天窓が
客間の欄間に亀の影絵。
隣の部屋のろうそくの灯りがゆらぐと亀の影が泳いでいるように見える様に
作られているそうです
家が末永く栄えることからけやきの一枚板に長寿の象徴の亀が彫られ、
けやきの柾目を波紋に見立て、その中を泳いでいるように見せたそうです。
細かい気配りですね
雨戸は土縁の外側についている。